実家が空き家になるまでの7年間
実家が空き家になるまでの7年間
こんにちは。
2024年、私の実家が空き家になりました。
それは、2017年の秋に父が入院したときから始まった家族の一つの物語でもあります。
3年半の間、父の闘病生活を支えながら、日々の生活に追われた日々。
そして2021年、父が他界し、家族がまた一つの節目を迎えました。
さらに2024年、母が亡くなり、実家はとうとう誰も住む人がいない「空き家」となったのです。
「いずれはこうなる」と薄々感じていたものの、この7年間は私にとって学びと考えを深める時間でもありました。
空き家問題は「他人事」ではない
現在、日本では人口減少が進み、空き家の数が急速に増加しています。
総務省のデータによると、空き家率は年々上昇しており、全国的な課題となっています。
特に相続によって実家が空き家になるケースは増加の一途をたどっており、多くの人が同じような悩みを抱えています。
空き家問題は単なる不動産の問題ではありません。
それは、家族の歴史や思い出、地域社会全体の維持にも関わる重要なテーマです。
長として見た空き家問題のリアル
私は現在、空き家即決買取専門店の店長を務めています。
日々多くの方とお話をし、空き家に関する悩みや解決策を共有していますが、共通しているのは「どうすればいいかわからない」という不安です。
特に相続後の管理負担や税金の問題などは、多くの人が直面する課題です。
私自身も7年間の経験を通じて、空き家を抱えることがどれほど大変かを実感しました。
その中で学んだのは、「早めに行動することの大切さ」です。
これからの未来のために
私がブログを書く理由は、同じような悩みを抱えている人々に情報を届けたいからです。
空き家は放置すると地域の資産価値を下げたり、災害時に危険を招いたりと、社会的にも多くの影響を及ぼします。
一方で、適切な対応をすることで、新たな活用方法が見えてくる可能性もあります。
2025年が始まります。
本年もよろしくお願いします。